2014年5月16日金曜日

ウキクサ、浮き草、萍

アオウキクサ

ストック水槽を導入して以来、悩みの種がアオウキクサ。

ちょうど2年前の今頃、ミジンコ(ダフニア種)が欲しくて農家の方に田んぼの土を少し分けてもらった。
水を入れてしばらくするとちゃんとミジンコが湧いてきました。ミジンコだけじゃなくてホウネンエビとかいろいろと。で、一緒に出てきたのがこのアオウキクサ。

あっという間に、バケツやタライビオの水面を覆い尽くした。ビオで水草の維持とかもしていたので、水槽に移すときにアオウキクサも付いてきて、瞬く間に蔓延る...orz

レイアウト水槽はなんとか取り除けるけれど、ストック水槽には水面に浮かべたままや水上化を目論む水草があって、それに絡んで除去仕切れない。で、ストック水槽からレイアウト水槽に水草を移すとアオウキクサも付いてきて、気づいたら蔓延っているし。

浮かべたままの水草はいろいろあったけど、キューバパールグラスとニューラージパールグラスは120Pでレイアウト化。ウォーターローンも先の陰生系水槽に使った。残るはウィローモス、南米ウィローモスは捨ててもいい。アマゾンチドメグサとリシアは屋外ビオへと、やっと整理がつきそうで、後は浮いているものをひたすら捨てるだけ。

ま、アオウキクサは簡単に沈むから浮いているものだけを掬っても、水中で他の水草に絡んだりしていて、それが増殖して浮いてくるから、簡単にはなくなってくれず、もうしばらくつき合うことになりそうなんだが、何とかなるだろう。

されどウキクサ

ウキクサが蔓延ると水面で光源を独り占めしてしまうからよくないのだが、それでもストック水槽の水質はバツグンに安定していた。底床は大磯に水中ポンプで底面濾過のみ。コケもほとんど生えないから、換水時は20リットルほど水を抜いて、抜いた分はレイアウト水槽から移すという手抜き換水。それでもほとんどコケない。

アオウキクサを全部抜いちゃうとコケはじめるかも...。

ドワーフフロッグビットとサンショウモ

そんな不安があったので、新たにウキクサ二種を導入。なんか本末転倒な話しだが、アオウキクサと違って間引きやすいからなんとななるだろう。

サンショウモは投入当初は枯れ始めたが、新しい葉の展開を始めたらそこから爆殖しはじめました。チャームで育成されていた水質と違ったんですかね? 根もそれほど長くはなく5cm程度。

ドワーフフロッグビットは導入当初からすぐに増え始めていました。根がすごーく長くて標準の60cm水槽なら底床に届きます。

両種とも非常に細かい産毛のような根が密集していて、いかにも水中の養分をとってくれそうな雰囲気です。