2014年5月20日火曜日

流木さん出ておいで

個人的には大発見

ツイッターでもつぶやきましたが、フォローさんの「石の見えない石組水槽」で気づきました。自分の水槽も「流木の見えない流木レイアウト」になっていることを(´・ω・`)

そこで改めてAJやコンテスト上位作品、ほかレイアウトが上手いサイトを、そういった視点で見直してみました。

レイアウト素材がしっかりと見える

うーん、立ち上げ前のレイアウトを考える時点に、水草が繁茂した時を想像しながらレイアウトを考えるように努めているつもりでしたが、まだまだあまかった。ついついあれこれ植えてしまうのよねw
当たり前のことだったかもしれませんが、「持った湯飲みをバッタと落とし、小膝叩いてにっこり笑い」状態ですw

あと、水質が安定するとついついトリミングをサボり気味になってしまったり。上の写真は先日の陰生系水槽と同じく3週間もガラス面のコケ取りをサボった状態です。

3週間サボった割りには少ない方。出ているコケも安定したときに出ると言われるスポットタイプだから、サボりを助長させてしまいますw

今回の水景はロタラ系などごく一般的な有茎草を使わずに立てた水景でした。ニューパールとラージパールも次期レイアウト分の育成も兼ねてあとからの追加。

ロタラなら伸びて水面に到達した時点でバッサリとトリミングしちゃうのですが、ピンナティフィダとかラオススプライトは、そういう感じでトリミングするものとも思えず、余計なところを間引く感じでやっていましたが、おもいっきりがないものだから、ジワジワと勢力範囲を広げさせてしまうはめに。

で、バッサバッサとやってみましたが、埋もれていた本ナローがシダ病なのかただ単に枯れているのか見分けが付きませんが、かなり痛んでいた様子なのでチマチマとトリミング。後ろのボルビもかなり痛んでいました。どーも、ボルビをきれいに育てることが出来ない。

そんなわけでこんな感じに。ラオススプライトはバッサリ言った方がよかったのですが、そろそろリセットするつもりだったので間引きのみ。差し戻ししてもよかったが、差し戻した分は枯れてそこから不定芽が吹き出てくる感じで結局見苦しくなるので、もうこれでいいかなと。

改めて見ると、流木が全然生きていないですね。全体のバランスはこのブログの最初のページに載せたときの方がよかったです。

ミリオフィラム・ガイアナドワーフが意外と元気で伸びていましたが、それもバッサリ切ってその分を左側に差し戻し。あの場所はラオススプライトを間引いたところで、小汚くなってしまったのでそれを隠す目的もあったのですが、葉の色と形がまったく同系で全然わからない状態。ガイアナドワーフ云々より、ピンナティフィダとラオススプライトをまとめ切れていないのがダメな要因かなぁ。

2014年5月18日日曜日

コケ取り部隊第一陣

立ち上げ3週間目のコケ具合

立ち上げて2週間の集中換水もおわって昨日は1週間ぶりの換水でした。ほとんどコケがない状態だったのでガラス面なんかも水面近くの汚れ以外は特に手を入れていませんでした。

ぱっと見ではほとんど気にならないのですが、

アヌビアス・ナナや溶け始めているクリプトの葉にはコケが目立ってきました。

ガラス面も柔らかそうな緑藻(ほとんど白に近いですが)うっすらと。

アンモニアと亜硝酸は試薬で計ったら未検出なので、コケ取り部隊を投入したいが、ヤマトヌマエビだとウォーターローンが食害もしくは引っこ抜きに遭いそう。ミナミヌマエビがちょうどいいのですが、この水槽でビーシュリンプを飼う予定なので、一度入れたらリセットするしか取り除く手立てがなさそうなミナミヌマエビは避けたい。そんなわけで、

ブラックモーリーちびっ子部隊の投入です。ショップの販売水槽で勝手に生まれていた稚魚をもらったのですが、全長3cmほどまで大きくなりました。

コケ取りにどれほどの効力があるかはわかりませんが、結構ツンツンしてくれています。最終的にはヤマトを入れなきゃ間に合わなそうな気もしますが、もうすこしウォーターローンが繁茂するまで、ヤマトの投入は極力先延ばししたい。

それにしても、なぜブラックモーリーはピントが合わないんだ(´・ω・`)

2014年5月16日金曜日

ウキクサ、浮き草、萍

アオウキクサ

ストック水槽を導入して以来、悩みの種がアオウキクサ。

ちょうど2年前の今頃、ミジンコ(ダフニア種)が欲しくて農家の方に田んぼの土を少し分けてもらった。
水を入れてしばらくするとちゃんとミジンコが湧いてきました。ミジンコだけじゃなくてホウネンエビとかいろいろと。で、一緒に出てきたのがこのアオウキクサ。

あっという間に、バケツやタライビオの水面を覆い尽くした。ビオで水草の維持とかもしていたので、水槽に移すときにアオウキクサも付いてきて、瞬く間に蔓延る...orz

レイアウト水槽はなんとか取り除けるけれど、ストック水槽には水面に浮かべたままや水上化を目論む水草があって、それに絡んで除去仕切れない。で、ストック水槽からレイアウト水槽に水草を移すとアオウキクサも付いてきて、気づいたら蔓延っているし。

浮かべたままの水草はいろいろあったけど、キューバパールグラスとニューラージパールグラスは120Pでレイアウト化。ウォーターローンも先の陰生系水槽に使った。残るはウィローモス、南米ウィローモスは捨ててもいい。アマゾンチドメグサとリシアは屋外ビオへと、やっと整理がつきそうで、後は浮いているものをひたすら捨てるだけ。

ま、アオウキクサは簡単に沈むから浮いているものだけを掬っても、水中で他の水草に絡んだりしていて、それが増殖して浮いてくるから、簡単にはなくなってくれず、もうしばらくつき合うことになりそうなんだが、何とかなるだろう。

されどウキクサ

ウキクサが蔓延ると水面で光源を独り占めしてしまうからよくないのだが、それでもストック水槽の水質はバツグンに安定していた。底床は大磯に水中ポンプで底面濾過のみ。コケもほとんど生えないから、換水時は20リットルほど水を抜いて、抜いた分はレイアウト水槽から移すという手抜き換水。それでもほとんどコケない。

アオウキクサを全部抜いちゃうとコケはじめるかも...。

ドワーフフロッグビットとサンショウモ

そんな不安があったので、新たにウキクサ二種を導入。なんか本末転倒な話しだが、アオウキクサと違って間引きやすいからなんとななるだろう。

サンショウモは投入当初は枯れ始めたが、新しい葉の展開を始めたらそこから爆殖しはじめました。チャームで育成されていた水質と違ったんですかね? 根もそれほど長くはなく5cm程度。

ドワーフフロッグビットは導入当初からすぐに増え始めていました。根がすごーく長くて標準の60cm水槽なら底床に届きます。

両種とも非常に細かい産毛のような根が密集していて、いかにも水中の養分をとってくれそうな雰囲気です。

2014年5月13日火曜日

GEX メガパワー9012

先の陰生系レイアウト水槽に使った外部フィルター「メガパワー9012」のレポです。

水槽が床面にあるので、外部フィルターを使うならポンプが水槽内になるメガパワーシリーズしか選択肢がない(?)のですが、そもそも陰生系レイアウトで外部フィルターが必要だったのかという?

外掛けフィルターで済ます手も考えたのですが、経験上濾過はガッツリと効かした方が水質が安定してコケない(ような気がする)のと、チョロチョロと水の音がし続けるのもどうかなと。ま、今は冷却ファンが煩いのですが(--;)

ざっくりと内容確認から設置まで

モーターがないのでフタは軽い(と言うより安っぽいw)。水槽水を下層に送るパイプはケース側と一体成形ですね。

濾材の入ったバスケット4つをすべて取り出した。下層2段はリング濾材ですが、ご覧の通りスカスカです。

リング濾材一袋分を計量カップに入れてみたら700mlも無いです。バスケット1段分の容量は公称1.1Lなのですが...ぉぃぉぃ。

で、バスケットを取りだした後のケース底を見ると、なんと! 底面にも濾材固定板があります!! つまり...

こういうことですねw まぁ、詰めりゃいいってものでもないのでしょうけれど。

残りのスペースは、余っていたパワーハウス(ベーシック)と軽石で、合計6L分ぐらいでしょうか。最上部はチャームのゲルマットをメガパワーの形状に合わせて切ったやつをセット。

軽石はよく売っているパミスや日向軽石ではなくて、5Lで500円ぐらいとちょっと高めの軽石。粒が大きめなのが難点ですが、汚れが少なく一回の洗浄できれいになります。

バスケットがないから中身がよく見えるw しかし、水槽の横に置いて照明が当たるので、このままだと濾過槽内でコケとか発生しそうな。

こちらが水槽内に設置するポンプ。この角度から見るとストレーナースポンジと大きさが同じで気にならないのですが...。

横から見るとこれだけ出っ張っています...orz

設置後、横から見た様子。うーん、デッドスペースがひどすぎる。角から45°の角度で取り付けられるのよね。背面と平行に取り付けられれば、もう少し納まりがよくなるのに。

排水口はシャワーパイプも付いていましたが、拡散口にしました。9012は本来90cm~120cm水槽向けなのですが、6090だとポンプ流量が360/420L/h(50/60Hz)と少なく、9012でも540/660L/hしかないです。うちは西日本なので660L/hになりますが60cm水槽で使ってみても洗濯機などという雰囲気はまったく無くちょうどいい感じです。

総評

付属の濾材、特にリング濾材の量はどうかと思う。カタログを見ると下位機種の6090から上位機種の1215まで共通。ってことは、1215だともっとスカスカなのか...ではなかった、1215だとリング濾材4袋がセットされていて、1段に2袋入れる仕様なのか。むむむ...

最大の利点で且つ欠点は水中ポンプ。あの出っ張りがなく円筒形だけならいいのになぁ。先にも書いたがせめて背面と平行に設置出来ればいいのに。ポンプから真上に出るホースが邪魔で、ニッソーのフラットインバーターライト600を2機(4灯分)乗せられないのがイタイ。

注水時の呼び水が不要なのはいいですね。エア噛みも発生しないからほんと気が楽ですw

バスケットが標準仕様のままばっさりと取り払えるのが一番気に入りましたw テトラのVXフィルターはバスケットそのものが下層へ送るパイプも兼ねているので、バスケットを取っ払うということが出来ません。エーハイムの3e2078は下層へ送るパイプが別になっていてバスケットは取っ払えるけれど、下面の濾材固定板を用意するか、最下層のみバスケットを使うかで対処できる。確かバスケットはなくとも最上面のプレフィルターはセットできる構造になっていたはずです。まぁ、あれだけデカイとバスケットを取り払う気はないですけれどね。

濾過槽の出口側にポンプがある他社の外部フィルターと違って、入り口側からの押し込みなので濾過槽内は正圧。パッキンが痛んでくると水漏れを起こす可能性があるのでその辺りが心配なのですが、今のところ気に入っています。

2014年5月11日日曜日

陰生系レイアウト立ち上げ

石棚風を目指したのだが...

龍王石でのレイアウトを考えていましたが、訳あって先に陰生系レイアウトを立ち上げることになりました。レイアウト素材は他の水槽との兼ね合いもあって、風山石メイン。龍王石レイアウトは鋭角な石を立てまくったレイアウトを考えていたので、こちらはどうした物かと思っていたら、ブログ村カテゴリ水草で首位独走な駒草園のブログ「ふりむけばアクア」で「立て直せ30本・・春の息吹 ロックフェスタ砦」という記事に載っていた、石を寝かした石棚風レイアウトを参考にやってみました。

説明というか能書きは後回しにして、とりあえず水槽設置から立ち上げまでサクサクと行きます。

設置場所は120Pの下。床面なのでフィルターはメガパワー9012

石が手前にずれてくるのを防止するために、ネコよけマットを利用してみました。

怪しい粉パート1

ソイルは散々悩みましたが、紅蜂ブラックソイルのノーマルとフルボを各5L用意。

一先ず紅蜂ソイルフルボを5L全部入れたが、一気に入れるんじゃなかった。

そして怪しい粉パート2

紅蜂ソイルノーマルを追加しつつ石組

改めて見ると右側の石はもう少し寝かした方がよかったかも

上から見た図。

植栽。一部正面からでは見えない水草もありますが、前景草はウォーターローン、ワンポイントでクリプトコリネ・パルバ。

後景は左隅からラオススプライト・ファインリーフ、ボルビティス・ヒュディロティ、クリプトコリネ・ウェンティグリーン/ブラウン、中央開けて、アヌビアス・ナナ・プチ、アヌビアス・ナナ、ミクロソリウム・ナローリーフ。

手持ちの石ではなかなか石棚を表現するのは難しい(言訳モード)。

以下、うだうだと能書きです。

実は陰生系レイアウトは再挑戦

昨年にも陰生系レイアウト兼シュリンプ水槽をやってみたのですが、あえなく玉砕してしまいました。その時は底床にラプラタサンド、外部+底面直結濾過でした。目詰まり防止に軽石を敷いて、流量は特に問題ありませんでしたが、CO2添加中になんとかpH7.0を切る程度と常時弱酸性を保てず、後で気づいたがTDSが300ppmを超えていた感じで、初めてのレッドビーもポツポツ逝ってとうとう全滅(´・ω・`)

今から思えばソイルじゃない底床でレッドビーは無茶だったか。しかし、その後もヤマトヌマエビを投下したり、中性から弱アルカリならとミクロラスボラ・ハナビやエリスロミクロンを飼ってみましたがポツポツ逝くので諦めました。

怪しい粉パート1とは

今回は濾材も全くの新品、種水も他の水槽からもってこない状況で立ち上げました。他の水槽にはミズミミズとプラナリア、そしてシュリンプ水槽では非常に拙そうなヒドラが居ます。それらが混入してしまうのを避けるためなのですが、立ち上げに時間がかかりそうなので、ADAが出している添加剤、バクター100、クリアスーパー、トルマリンBC、ペナックW・Pがすべて入った60cm水槽用のやつです。個別にすべて揃えると1万円を超えるが、水草工房FINでブレンドしたものを売ってましたので、話のネタにもなるかということで入れてみました。本来この手の添加剤はまったく期待していないです(^^;

ちなみに水草も消石灰を溶かし込んだ水につけ込んでから植栽してます。pHショックでプラナリアなどが死滅! してくれていればいいのですが...。 立ち上げて2週間経ちましたが、今のところ出てきてはいなさそうです(^^)

怪しい粉パート2とは

シュリンプ系のブログを拝借していると弱酸性を保ちつつGHが4以上とかあるんですよね。うちの水道水はGHが2弱と非常に軟水で、ソイルの底床だと何かを添加しないとGHが上がらない。どうしても上げないとダメって訳でもなさそうなんですが、他のレイアウト水槽も鉄分だけじゃなく他のミネラル分不足なのか赤系の色がイマイチなので、これもものは試しとばかりに紅蜂の「みねらるっ固」と園芸用「ミリオン」をそれぞれ60g。量の方はただ何となく、紅蜂のサイトには60cm水槽で120gとあって、たまたまつまみ出した固まりが60gだったので、残りをミリオンで。足らなければ後で足せますしね。

レッドビー入れるのは今秋かな

Twitterのフォローさんにレッドビーを繁殖させている方がいらっしゃるので、そちらから購入予定。それまでのコケ抑制とかはどうしよう、ミナミヌマエビを入れると取り出しきれないだろうからヤマトヌマエビがいいが、ウォーターローンが食害や引き抜きに遭いそうな...。

今日はこんなところで、フィルターのメガパワーネタとかはまた次の機会に書きます。